PJ-P3DGとPJ-P3DSは、2022年4月にシャープより発売された扇風機です。
ちなみに、PJ-P3DGはPJ-P3DSの上位機種にあたります。
そんな2つの性能の違いを気になるという人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、PJ-P3DGとPJ-P3DSの違いについて詳しくお話していきます。
扇風機の購入を検討している場合や、
PJ-P3DGとPJ-P3DSどちらにしようか迷っている場合は、ぜひ最後までご覧ください!
PJ-P3DGとPJ-P3DSの違いは?
PJ-P3DGとPJ-P3DSは、2022年4月に同時発売されたシャープの扇風機です。
PJ-P3DGがPJ-P3DSの上位モデルになります。
そんな2つの違いは以下の通りです。
それぞれについて詳しくお話していきますね。
シャープの扇風機PJ-P3DGとPJ-P3DSは、プラズマクラスターで空気を浄化しながら、蝶の羽根をモデルにしたネイチャーウイングで自然な風を送ってくれる♪
PJ-P3DG
PJ-P3DS
価格
PJ-P3DGとPJ-P3DSでは価格が違います。
上位機種であるPJ-P3DGのほうが、PJ-P3DSより価格は高いです。
実店舗で購入するのか、
インターネットで購入するのかなどでも価格は変わってくるので一概には言えませんが、
PJ-P3DSのほうがPJ-P3DGよりおおよそ9,000円ほど安く購入することができます。
価格を抑えたい場合は、PJ-P3DSがおススメです。
羽根の機能性
PJ-P3DGとPJ-P3DSでは、羽根の機能性が違います。
結論から述べてしまうと、上位モデルであるPJ-P3DGのほうが優れています。
両者とも「ネイチャーウイング」という、
シャープ独自の特殊形状の羽根が採用されていますが、
PJ-P3DGはPJ-P3DSよりさらに進化した羽根「トリプル ネイチャーウイング」を採用しています。
PJ-P3DGとPJ-P3DS、それぞれの羽根の違いは?
PJ-P3DG:トリプル ネイチャーウイング
ネイチャーという言葉から連想される通り、両者の羽根は自然界からヒントを得ています。
具体的には蝶の羽根からヒントを得ており、PJ-P3DGは「アサギマダラ蝶」の羽根+「アゲハ蝶」の尾状突起を応用しています。
これにより、回転時の羽根の軌跡は三重になり、より滑らかで自然に近い柔らかい風を実現。
さらに羽根には蝶の翅脈(羽根の筋)からもヒントを得て、羽根にその技術をおとしこんだ結果、より小さい消費電力で強い風量がだせるようにもなっています。
PJ-P3DS:ネイチャーウイング
ネイチャーウイングは、「アサギマダラ蝶」の羽根のみをモデルにして作られた羽根です。
具体的には「アサギマダラ蝶」の羽のくびれと羽ばたくときのうねりに着目して、作られています。
一般的な扇風機とは違う、特殊な形状は二重の軌跡を描き出します。
トリプル ネイチャーウイングほどではないにしろ、十分柔らかく滑らかな風を生み出します。
PJ-P3DGとPJ-P3DSは、DCモーター搭載で静音&省エネ&細かい風量調節ができる扇風機です。おやすみモードやチャイルドロックも備えているので、安心して眠れます♪
PJ-P3DG
PJ-P3DS
風量
PJ-P3DGとPJ-P3DSでは風量が違います。
風量切替段階は以下の通り。
- PJ-P3DG⇒33段階(32段階の風量調節+パワフルモード+リズム風)
- PJ-P3DS⇒32段階(32段階の風量調節+リズム風)
そもそも細かく風量調節が32段階もできることが、驚きですよね。
またパワフルモードは、特に暑く感じるときなどにおすすめのモードです。
プラズマクラスターの適用面積
シャープといえば、プラズマクラスターですよね。
PJ-P3DGとPJ-P3DSにもプラズマクラスターが搭載されています。
しかし適用面積がPJ-P3DGとPJ-P3DSでは違います。
- PJ-P3DG⇒約12畳
- PJ-P3DS⇒約10畳

そもそもプラズマクラスターって何?

簡単に説明すると、自然界にあるプラスとマイナスのイオンを人工的に作り出す技術のことです。

プラズマクラスターにはどんな効果があるの?

プラズマクラスターには様々な効果が期待できます。
たとえば、以下のようなものです。
どれも体に嬉しい効果ばかり。
しかしPJ-P3DGとPJ-P3DSでは適応面積が違うので、より広い場所で使いたい&プラズマクラスターの効果もほしいという場合は、PJ-P3DGがおススメです。
センサー運転の有無
PJ-P3DGにはセンサー運転がついていますが、PJ-P3DSにはセンサー運転がついていません。

センサー運転ってなに?

部屋の室温に合わせて、風量を自動調整してくれる機能のこと。
種類は2種類。強めと弱めがあります。
室温に合わせて自動で風量調節してくれるのは、便利ですよね。
室温表示の有無
PJ-P3DGはパネルに室温を表示してくれます。
PJ-P3DSでは室温が表示されません。
地味な機能ではありますが、数字として温度を視認できるので、熱中症対策にもなります。
PJ-P3DGとPJ-P3DSは、ハイポジション扇風機として高い位置にも空気を届けることができます。夏は扇風機として、冬はサーキュレーターとして一年中使えます♪
PJ-P3DG
PJ-P3DS
消費電力の違い
PJ-P3DGとPJ-P3DSでは、消費電力も違います。
PJ-P3DSのほうがわずかですが省エネです。
*風量最大運転&左右首振りありの場合。
*最小風量時はともに2.7W。
このことからわかる通り、PJ-P3DGとPJ-P3DSでは消費電力に違いはありますが、
そこでまでは大きな差ではないということです。
羽根のカラー&操作パネル
PJ-P3DGとPJ-P3DSでは羽根のカラーと操作パネルのカラーが違います。
本体カラーはともに白です。
PJ-P3DGはやや高級感があり、PJ-P3DSはさわやかな印象です。
PJ-P3DGとPJ-P3DSの共通の機能は?
商品の購入を検討する際、気になるは違いだけでなく、共通の機能も気になりますよね。
共通の機能としては、以下の通りです。
それぞれについて詳しくお話していきます。
DCモーター搭載扇風機~静音&省エネ&細かい風量調節~
PJ-P3DGとPJ-P3DSはDCモーターが搭載された扇風機です。
DCモーターは、以下のようなメリットがあります。
- 静音
- 省エネ
- 細かい風量調節
違いでお話したとおり、
- PJ-P3DG⇒26W(1時間0.69円)
- PJ-P3DS⇒20W(1時間0.53円)
と両者とも省エネです。
また音に関しても、最小風量で約16㏈(木の葉が触れ合う程度の音)、
最大風量だったとしても約40㏈(図書館レベル)と、とても静かです。
音に関しては人によって感じ方が違うので、難しい部分ではありますが、
この静音性であれば、リビングだけでなく寝室でも使えそうですね。
またそれぞれ33段階、32段階と細かい風量調節ができるのがDCモーターの特徴でもあります。
しかしもちろんデメリットもあります。
- 価格が高い。
- 本体が重い。
最近では機能面が優れていることから、DCモーター搭載の扇風機が増えてきています。
プラズマクラスター搭載
PJ-P3DGとPJ-P3DSには、プラズマクラスターが搭載されています。
上記でもお話した通り、プラズマクラスターには以下のような効果が期待できます。
- 菌・ウイルスの分解・除去
- ニオイの分解・除去
- アレルゲンの抑制
- 空気の浄化
一般的な扇風機には当然プラズマクラスターは搭載されていません。
しかしシャープの扇風機であるPJ-P3DGとPJ-P3DSには搭載されており、
風を送るだけでなく、スポット的に消臭や空気の浄化ができます。
高い位置にも空気を届けることが可能
PJ-P3DGとPJ-P3DSはハイポジション扇風機です。
ハイポジションとは背の高い扇風機のこと。
高さ調節は、845~1110mmまで。
さらに50℃上向きに向けることもできるので、直接風を人に充てることなく、空気の循環をすることができます。
そのため、扇風機としてではなく、サーキュレーターとして使うことも可能ということです。
夏だけでなく、通年を通して使うことができますよ。
おやすみモード
PJ-P3DGとPJ-P3DSには便利なおやすみモードが搭載されています。
おやすみモードとは、時間になるとすぐに電源をOFFするのではなく、
徐々に風量を下げていくことにより、心地よい睡眠を邪魔しないモードのこと。
急に温度が上がらないので、暑くて起きてしまうことを防いでくれます。
また表示部分の明かりも小さくなるのも嬉しいポイントです。
さらに嬉しいのが、入りタイマーも同時に設定できることです。
おやすみタイマーで少しずつ風量を下げ、入りタイマーで朝は心地よい風で目覚めるなんてことができます。
チャイルドロック
PJ-P3DGとPJ-P3DSにはチャイルドロックがついています。
そのため誤操作の心配もありません。
小さなお子さんがいらっしゃるご家庭では嬉しい機能ですよね。
PJ-P3DGとPJ-P3DSは、シャープの最新の扇風機です。上位モデルのPJ-P3DGは、パワフルモードやセンサー運転などの便利な機能がついてる!下位モデルのPJ-P3DSは、価格を抑えつつ高性能な扇風機が欲しい人におすすめ♪
PJ-P3DG
PJ-P3DS
PJ-P3DGとPJ-P3DS、それぞれおススメは?
違いと共通の機能がわかると、次に気になるのが「どっちが私におススメなの?」ではないでしょうか。
ズバリ、PJ-P3DGがおススメの人は、
です。
PJ-P3DGは最上位モデルということもあり機能面に優れており、
プラズマクラスターの範囲も12畳と広範囲です。
便利な機能としてはセンサー運転があり、手間なく室温に合わせて風量を調整してくれます。
また室温をパネルで視認できるのも、年配の方がいるご家庭などでは便利です。
さらにPJ-P3DSとの大きな違いはパワフルモードがることにより、
より強い風を感じることができることと、より柔らかい風を感じることができることです。
PJ-P3DSでも十分と感じる人もいるでしょうが、よりこだわりたい場合はPJ-P3DGがおススメ。
一度実店舗で比べてみるのもいいかもしれません。
次に、PJ-P3DSがおススメの人は、
性能がよい扇風機がほしいが、価格は抑えたいという人におススメなのが、PJ-P3DSです。
最上位モデルであるPJ-P3DGにはやや劣りますが、それでも十分高性能。
風量も32段階も調整が可能です。
また風も十分柔らかで静かです。
センサー機能や室温表示、パワフルモードが必須ではない場合、PJ-P3DSで十分満足するはずです。
PJ-P3DGの口コミは?
商品の購入を検討する際、実際に使っている人の口コミって気になりますよね。
今回は最上位モデルであるPJ-P3DGの口コミをまとめてみました!
良い口コミ
口コミをみてみると、高評価ばかりですね♪
特に多かったのが、音の静かさと風の心地よさについて。
今でDCモーターの扇風機も当たり前のように増えてきましたが、
少し前まではACモーターの扇風機が当たり前でした。
そのためどうしても「ぶーん」という音がでてしまい、
夜中にふと目を覚ましては気になってしまったという経験をした人も多いのではないでしょうか。
しかしPJ-P3DGは、風量を最大にでもしない限り、
音が気にならず、風もまるで外の風にあたっているかのような気持ちよさがあります。
また33段階の風量調節で、自分好みに調整できるのも大きいかもしれません。
さらにプラズマクラスターを搭載していることもあり、
サーキュレーターとして部屋干しに利用している人も多いようです。
PJ-P3DGとPJ-P3DSは、2022年4月に発売されたシャープの扇風機です。口コミでは、音の静かさや風の心地よさに高評価が多くあります♪
PJ-P3DG
PJ-P3DS
悪い口コミ
DCモーターの扇風機のデメリットとして、価格がどうしても高くなってしまうという点があります。
ACモーターの扇風機では、安いものだと5,000円ほどで購入できるので、
それと比べてしまうとどうしても高価に感じてしまいますよね。
またDCモーターの扇風機のデメリットとして、本体の重さがあります。
PJ-P3DGも約6㎏あり、頻繁に移動するとなると重く感じてしまうことでしょう。
さらに「リモコンの反応がイマイチ」という口コミがあり、
角度によっては反応しないことがあるようです。
本体で操作したほうが早い、という声もありました。
以上のことから、性能面で満足していることが多い印象です。
ただしリモコンの反応がイマイチという声もあり、本体で操作することが増えるかもしれません。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
まとめ
今年の暑い夏を乗り切るために、扇風機の購入を検討している人も多いのではないでしょうか。
そこで今回はPJ-P3DGとPJ-P3DSの違いについてお話してきました。
PJ-P3DGとPJ-P3DSは、2022年4月にシャープより発売された扇風機です。
違いとしては、
- 価格
- 羽根の機能性
- 風量
- プラズマクラスターの適用面積
- センサー運転の有無
- 室温表示の有無
- 消費電力の違い
- 羽根のカラー&操作パネルのカラー
がありました。
PJ-P3DGは最上位モデルということもあり、PJ-P3DSより性能が優れています。
そのためより風や便利な機能にこだわりたいという人におススメです。
PJ-P3DSも高性能な扇風機であることにはかわりありません。
十分な性能が備わっているので、価格を少しでも抑えつつ、
高性能扇風機が欲しいという場合はPJ-P3DSでも満足いくはずです。
ぜひ参考にしてみてくださいね!